2018年も始まってもう2週間が過ぎようとしています。弊社も春から夏への仕込みに入りました。
最近、年末から年始にかけて似たようなご相談がありました。
メディア訪問やプレス招待での記事掲載の内容を指定したいというものでした。
「写真を複数枚使ってほしい」
「写真を必ず使用してほしい」
「スペースをこのくらい確保してほしい」
などです。
そしてその内容が、すでにあふれている内容で難しいと感じるものであることでした。
PR会社は広告的に費用を使って枠を獲得しタイアップとしての掲載を依頼することもありますが、上記のご希望はそうではなくメディアを訪問して、掲載につなげてほしい。取材ツアーに参加して記事を書いてほしい等。
要するに無料で大きくご希望の意図で掲載をしてほしいということ。
このくらいの大きさで、必ず出したいことを出してほしいのであれば、それには広告がマッチしています。
私たちは、日頃から題材を深く考えて、どうやったら社会に響く内容になるのか。この内容であればだれに向けて発信するのか。時期は大丈夫なのかなどを時間をかけて吟味していきます。いろいろな力が一緒になってPRや広報は成功し売り上げや集客につながっていきます。
メディアはメディアの独自の視点をもっています。そこは尊重しなければなりません。同じものをそれぞれの観点で記事にしてくれると考えてみるといいと思います。広報担当者やPR担当者は媒体研究、番組研究をしておく必要があります。
そして掲載につながらない時にはどうしてなのかを良く考える必要があるのです。記者にたずねてみるのもいいでしょう。
取り上げてもらうのも掲載してもらえないのも広報担当やPR担当の技量がかかわることになります。
どうしたら記者や編集者の人に響いて記事になるのか。こちらの意図が伝わる掲載になるのか。
どんな企画が必要なのかを日頃からよく考えておく必要があります。
リリースをお渡しするだけで、簡単でなんでも取り上げてもらえればどの会社もどこのお店を繁盛するのです。
広報活動やPRは続けていくことが必要です。1回のTV番組放映でその後はぱったりという場合もあるのです。
ずっと会社や企業が存続する限り伝えていく必要があります。
PRにも戦略が必要です。
どのようにして1年のプランを遂行するのかをじっくり考えることは大切なことです。
春夏秋冬の季節プランから、会社の決算に合わせたプランなど年間計画を是非お勧めします。
行き当たりばったりの広報活動ではあっという間に1年が終わってしまいます。
私も複数の企業で広報マネージャーや経営企画、マーケティング、宣伝広告を経験してきました。
予算をよく考えて計画をたてることを大切にしてきました。
そのことは皆様からの提案依頼を受けた時にとても役立っています。
2018年の皆様の会社やサービス、商品のPR、広報活動が成功しますように。
そして弊社も皆様のお役にたてるようにと気を引き締めている新年です。
PRの力で驚きと感動を!
㈱Amazing Public Relations
代表取締役 吉田 美穂