会社に何かが起こった時、それが世間を賑わす悪評につながる事件や事故だった時には会社の信用が失墜してしまいます。
これまでも倒産してしまった会社、売り上げが大きく減少してしまった会社などニュースにもなっているのを多くの人がご存じだと思います。信用がなくなるのはあっという間なのです。
コンプライアンス「法令等遵守」
業種や職種によって守らなければならない法律はことなり多々ありますが、プロである以上自分が関わる仕事に関する法律は熟知しておく必要があります。
勤務先で、コンプライアンス教育を担当していた時期があります。
自分の実績に関わる研修などとは違って、なかなか人の心に響かせて学んでもらうのは難しいこともありました。
特に中途入社の場合には、前職のコンプライアンスの感覚が大きく残っていることも要因ではないかと思います。
人の道徳観、倫理観はさまざまですが、自分の仕事に携わる上で知っていなければいけない法律、ルールを知っていますか?社会人になると、決まった授業はないので自分から学ぶ事が大切です。
広報に携わる人であれば、会社全体の倫理観は大きく仕事に関わってきます。
事件や事故がおこるとマネジメントをしなければならないからです。
社員の事故、事件
社内での事件
役員の事故
賞品のリコール
管理体制の不備からの事故
いろいろとあります。
コンプライアンスを遵守している誠実な会社であることは大きなPR要素だと思います。
みんなが守ることができるのであれば事故はおこらないはずです。
チェック体制を整えておき大きなことのつながらないようにしたいものです。
広報の役割は、コンプライアンスにも大きく関わっています。
何かあってからコンプライアンス体制の不備に気づくのでは遅いのです。
SNSの発達でどこにでも人の目がある昨今。
襟を正して会社も進んでいく必要があります。
そして誠実な会社であることを伝えていくこと、それに準じて社員も成長していく。
そこには広報の力が大きく関わっています。