社内広報 専門書ではインターナルコミュニケーションと書かれていることもありますがその大切さについて書きたいと思います。
PRにとっても大切なコンプライアンスとは
コンプライアンスという言葉はよく耳にするようになりました。いろいろと事件や事故が起こる度にも出てくるワードです。
法令等遵守 = コンプライアンス
ですが、弊社はスタート当初よりコンプライアンスを守る体制を整えていることが会社を守ることにつながることを広報を立場からお伝えしています。
私は衛生管理者の資格も持っていますが、社員の労働環境がまだまだの会社もあるのが現実ではないかと思っています。
環境や労働条件より過度な負担やストレスが社員にあるといろいろな問題が起こってきてしまいます。
まず会社としてはコンプライアンスや労働基準法を守ることは大切なことであることは当たり前のこととして受け止められています。
本年H27年の12月からは「ストレスチェック」も法人の必須になることが決定しています。
他にもそれぞれの業種でまもらなければならない法令を社員に伝えておくことはとても大切な事です。
伝えるだけじゃない社員を知ることができる社内広報
環境にしても労働体制にしても、なぜなのかという理由を、良く社員に理解してもらっておくことが大切です。衛生面の管理もなぜ徹底しなければいけないのかを伝えておかなければ、なおざりにされて事故につながる可能性も無きにしも非ずです。会社の存続にもつながる重要なことであるということを伝えておきます。
社内広報の立場からは社員の状況を把握して上層部に伝えることが可能ですし、経営層のそばにいる広報は、その考えや意向を社内報として伝えることもできるのです。
そういう事を日々続けているとお互いに理解が深まり、いざこざが少なくなるという利点もあります。
コミュニケーションをとっているかいないかは、大きく人の心理にも関わってくるからです。「聞いていない」「知らない」がないように心を配っていく必要があります。
続けていくことが大切なコミュニケーション
社内広報はなおざりにされる場合もあり、社内報が続かないというお悩みも、本当によくお聞きします。毎月配信、毎週配信などスケジュールを決めて続けていくことが大切です。配信する素材を考えている中で会社も問題点がわかり、商品やサービスの改善点が見つかることもあります。
最近は社内メールでの配信も可能ですし、ツールも色々とありますのでそれぞれの会社に合わせて社内でのコミュニケーションを広報として考えていく必要があります。
この会社で働きたい! この会社に入りたい!とみなさんに感じてもらうのも広報の醍醐味です。