よくセミナーでお話することがあります。
PRの概念をわかっていただくのにお話するのですが、私たちは生まれてからずっと自分をPRしながら生きているのではないかということです。
今朝、家を出るときに、着ていく服を決めて、用意をしてでてくる。
人にあったら挨拶をする。
明るい声で電話を受ける。
お客様を訪問する。
など日々の行動で人に与える印象は大きく変わってきます。
性格が表れてくるのですが、そこに自分をPRしているという概念を持って行動してみるとどうでしょうか?
どんな人になりたいのか。
どういう人に見られたいのか。
自分の行動は、自分の理想に合っているのか。
私は、大学卒業後、福岡で行われた大きな博覧会でコンパニオンをしました。その研修で学んだことがあります。
コンパニオンはヒールをはいて、一日立ち仕事です。
足がいたくなりますし、姿勢も正して笑顔を保ってお客様に対応します。
研修の先生からの言葉で印象に残ったのは、
扉を出たら「コンパニオンを演じてください」
休憩室から出て表にでたら、どんなに疲れていても体調がすぐれなくても笑顔でお客様に接することが仕事だと自覚するということでした。
女性も男性も、毎日の生活の中で多くの人と接して、印象を与えています。兄弟姉妹でも親に与える印象は違ったりしています。
会社の上司や仲間に対してもそうでしょう。
そこにはコミュニケーションがあるからです。
アピールするのかしないのか。
うまく伝えるのかそうでないのか。
どんな持物を持っているのか。
どういうふうに話、人と接するのか。
個人はCMを流すわけではありませんが、日々、自分をPRをして生きているのだと考えてみると、自分の進みたい道に行くにはどういう努力をすればいいのか少し見えてくる気がしませんか?
あなたの日々の行動は、人に与えたい印象に近づいていますか?
そして、法人である会社も人と同様。
会社が話したり営業にでかけることはありません。
PRの力はもちろん、広報担当者の役割は大きいと思います。