社員ひとりひとりにPRの視点があったなら

 

 

先日、プライベートで友人と主催したパーティ。

立食だったので足が疲れはて、帰りはタクシーで帰路に。

ちょうどそこに走ってきたタクシーを手を挙げて止めて乗りました。

 

疲れていたのできっと愛想もなかった私。

「●●タクシーの佐藤(仮)です。よろしくお願いいたします」と温和な声で一言。

そして、スムースで、お酒も入っている私にも心地よい運転。

30分ほどで家につきました。

家に到着したら、荷物が多かったのであたふたしている私に、「ご準備ができましたらドアを開けますので」と。

深夜だったので、門を入るまでを見届けて発車してくれました。

 

疲れた1日の終わりにあたたかいものを感じて幸せな気持ちになりました。

 

 

私は、コンプライアンス研修をさせていただくこともあり、社員の行動は会社の発展に大きく関わると考えています。不祥事が起こればニュースにもなりますし、今はすぐにSNSでアップされることもあるからです。

タクシーの乗務員の方の行動はホスピタリティにあふれていましたが、その逆もあるということです。

 

社員ひとりひとりが働く会社を好きで、繁栄を望んで行動すればきっといい会社になります。

広報が外部とのコミュニケーションを担ってはいますが、全員で行動ができればすばらしいPRになります。

広報担当者はそのお手本になりたいものです。

 

深夜にタクシーに乗って、そんなことを考えました。

もう一度、その会社のタクシーを呼びたいなと思ったのは言うまでもありません。

 

Miho Yoshida